こんにちは,わたけんです.
ブログ開設から1週間が経過しました!
私,よく続けていると思います.
そういえば,大学時代にmixi(若い方知ってますか?)で1年間日記を書き続けたことがあります.
懐かしいですが,あれを見返すと恥ずかしくてなりません…
(全部消してしまったので,少しもったいないと思う気持ちもあります…)
さて,総合診療医の特徴である「幅広さ」について話をしていますが,
やっと1つ目の病期のはなしが昨日終わりました.
総合診療医とは、「幅広い視野で患者と地域を診る医師」です。
幅広い視野とは、
- 予防医療(保健)から急性期の診断・治療、そして回復期から慢性期~終末期まで
- 個々の臓器系統の単一疾患から心理社会的問題までの複合的な問題を全人的に捉える視点
- 一人の行動から集団の行動~社会制度まで
- 日常の診療から非日常の災害医療~感染症パンデミックまで
- 地域によって異なるニーズに的確に対応できる「地域を診る医師」としての視点
などであり、総合診療医は状況を俯瞰的に捉えた上で、自分が果たすべき役割は何か、連携すべき相手は誰か、働きかけるべきセクターはどこかを考えながら、患者や住民にとっての最善を目指して活動します。
今日は2つ目のおはなしですね.
個々の臓器系統の単一疾患から
心理社会的問題までの複合的な問題を
全人的に捉える視点
漢字が多いですね(汗)
BPSモデル
目の前に50歳の糖尿病の患者さんがいるとします.
血糖が高い状態が続くと,動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしてしまう
可能性が高まるので,なんとか血糖を下げたい…
運動や食事の指導をしても血糖が下がらないので,血糖を下げる薬を処方しました.
薬を増やしてもなかなか血糖が下がりません.
どうしましょうか…
そういうときは,一歩引いて考えてみませんか?
ということで,
生物心理社会モデル(BPSモデル)
のお話です.
BPSモデルのBPSは biopsychosocial の略ですね.
生物医学モデル
BPSモデルは1977年にEngel先生(精神科医)が提唱したモデルですが,
その前は,
病気の原因(病因) → 病気
という直線的な因果関係にあるという「生物医学モデル(biomedical model)」
がありました.
生物医学モデルから生物心理社会モデルへ
ただ,単一の病因だけではなく,
- 患者自身の心理的な側面
- 周囲の他人との関係
- 家族
- コミュニティ(学校や職場など)
- 社会
といったように,病気にはさまざまな原因が「絡んでいる」ということは,みなさんも
ご理解いただけるのではないかと思います.
しかも,それらは一直線の関係ではなく「絡んでいる」のです.
お互いがお互いを影響しあっているのです.
BPSモデルは,単に「病気」「心理的問題」「社会的問題」を考えればよいわけではなく,
それらの問題が患者さんにどのように影響しているか,
一歩引いて考えてみることがポイントです.
BPSモデルって,シンプルに見えてかなり奥深いんです.
専攻医時代の私はそう思いました.今もそう思います.
続きはまた明日…
今日の写真は秋田道のとあるサービスエリアです.(2つしかない(笑))

コンビニが入っているのですが,そこへの道が
雪が踏み固められただけの一本道(幅1メートル強)でした.
足を踏み外すと,雪に埋まってしまい大変なことになります.





